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The Privilege of Power ~ RIOT [ ∟90's HM/HR]

名曲「Warrior」は1977年、NWOBHMよりも前に出ていたという超ベテランバンド、また今でもマイペースで活動中というから凄いです。アメリカのバンド「RIOT」。 代表作は恐らく「Thundersteel」になるのでしょうが、私は天邪鬼ですから、ここで出すのは次作「The Privilege of Power」です。


この作品が評価の低い理由は明らかで、
「メタルにラッパとは何事!」「SE長過ぎ」の2点です。

”メタルにラッパ” ・・・まるでKeybと同列で、ホーンセクションによる演奏が随所に入ります。ビッグバンド(JAZZ系)のホーンというよりは、スカパラみたいなエンターテイメント系ホーンです。トランペットを上下左右に振りまくりながら吹いているのが目に見えます。 ・・・うーん、私は良いと思うんですけどねえ。演出として新鮮だし、(良い意味での)ハチャメチャさは感じられる点、メタルとしてのフィロソフィを破るものではありません。 まあシンセが入るのも面白くない、ピュアなメタルを好む向きには許せないかもしれませんね。 
 ハーレーで例えるなら、スポーツスターやダイナグライド等いったスタイルがピュアHMとすれば、このアルバムはデコレーションされたFLHT等のツーリング系という感じです。・・・要するにどちらもハーレーであり、要は好みの問題です。私はどっちのハーレーもバイクとして好きですけどね。

”SEが長過ぎ” ・・・うーんこれは私も異論出せない。1曲1曲に注目して聴こうとすると早送りしたくなります。が、だからといってアルバムそのものの評価が落ちるわけではないと感じます。私としては、アルバムとしての曲構成が上手いので、通して聴こうとすれば、間のSEが長くても結構だれずに聴けるんです。

このアルバムは、曲自体がとても格好いいです。重量感有り、疾走感有り、判りやすいでも媚びていないメロディ有り。しかも全曲レベル高で捨て曲が無いので、上述の通り一気に聴けるんです。曲としては大ヒットした前作「Thundersteel」より良いと個人的には思っているくらいです。

1曲目、上記のホーンとSEがいきなりですが、曲としての格好良さはピカイチです。タイトル通り「ひざまずけ!」と言われて「へへ~」となってしまった曲です。 
4曲目はジョーリンターナーとの競演が格好良くて嬉しい1曲、6,9曲目も1曲同様スリリングなハードロックです。(6曲目のホーンなどはまさに突撃ラッパでして、こんなのメタル以外に有り得ない演出です) 3,7曲目にキャッチーなバラードも散りばめられ、最後はインスト(アルディメオラのカバー)で締めくくるところなど、コンセプトアルバムのような感じもします。(SEはそれを狙っている?)

曲目:
1.On Your Knees
2.Metal Soldiers
3.Runaway
4.Killer
5.Dance Of Death
6.Storming The Gates Of Hell
7.Maryanne
8.Little Miss Death
9.Black Leather And Glittering Steel
10.Racing With The Devil On A Spanish Highway (Revisited)

http://www.riotsweb.com/

RIOTはこの後2作くらい聴いていますが、あまりパッとしなかったのでそれきりになってしまっていますが。冒頭に書いた通り、未だにマイペースで活動中ということでビックリです。ここらで、もう一発、90年前後のこのアルバム辺りのようなやつをかましてくれると「尊敬」になります。期待しています。

The Privilege of Power

The Privilege of Power

  • アーティスト: ライオット
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1990/02/16
  • メディア: CD


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コメント 2

シブいチョイスですねぇ。思わず唸ってしまいました。そして、ステレオから流していたJETHRO TULLの「AQUALUNG」を途中で止めて、ラックからこの作品を引っ張り出して懐かしさを感じながら、今聴いています。思えば高校の林間学校で友人から「THUNDERSTEEL」で衝撃を受けてRIOTのファンになり、バックカタログも集めました。個人的にはやはり「THUNDERSTEEL」がベストアルバムですが、一般的な評価の低い今作も楽曲自体はかなりレベル高いですよね。当時BURRN!では、編集長の酒井さんがホーン導入に割と否定的な意見だった記憶がありますが、ホーンも個人的には余り抵抗はなかったですね。何気に楽曲は全作品中一番ヘヴィではないでしょうか。5,6曲目あたりが大好きです。名曲ですね。アル・ディ・メオラのカバーも彼らが如何にインストゥルメンタル面でも高度な技術を持っているのかが分かりますね。
by (2005-05-14 14:12) 

stromblad

いつもコメントありがとうございます。
多少なりとも賛同してくれる方がいらして嬉しいです。
 本アルバムのライナーはそのS氏も解説を書いております。大抵は、アルバムのライナーなんて例え駄作でも褒めちぎるもんですが、そこでもやんわりと「個人的には嫌だ」みたいなことを書かれていらっしゃいますので、Burrn!ではきっとケチョンケチョンに言われていたかも知れません。(読んだと思いますが覚えていない) 結局最後は自分の耳なんですよね。
by stromblad (2005-05-16 12:20) 

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