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Character ~ Dark Tranquility [ ∟Melodic Death Metal]

Dark Tranquilityの紹介2作目は、RSSしていつもお世話になっておりますファランさんご推薦の「Character」です。入手して約1ヶ月聞き込みました。


以前の記事「Ⅳ~To/Die/For」みたいに、2,3回聴いてここに出しちゃったものもありますが、何故このCharacterは1ヶ月もたって登場なのか?

正直に申しますと、最初に聞いたときはピンとこなかったのです。聴いて来た印象を告白しますと、

・初聴き「メロデスからえらくデス寄りに振れたなあ。でも聴き込めばかなりいけそうだ。」
・2~5回目「もしかしたらプログレッシブ・メロディックデスメタル?」
・6~10回目「結構メロディアスなフレーズあるじゃん」
・11回目以降「もしかしたらこれはメロデスの一つの完成形ではないだろうか。」

今は、上の印象は恐らく全てその通りだと思っております。前作より更にブルータリティ・アグレッシブさが増した点はまさに(メロのつかない)デスメタルに近くなったと印象もするでしょうし、以前からも傾向としてありましたが、次の瞬間どういうリズム・メロディに変わるか判らない、一種スリリングな展開・複雑な曲構成は、プログレにも通ずるものが有る気がします。 かといってまるきり難解かといえばそこまででもなく、ダークでとても美しいメロディが、これでもかというほど全曲のあちらこちらに散りばめられています。

また、以前のDark Tranquilityのアルバムに「The Mind's I」というアルバムがありました。あまり評価はされていませんが、私は結構好きでして、文学者のようなインテリジェンスを感じていました。そして時を経たこのアルバム、ジャケットの荒廃した近未来都市のアートワークからのイメージもあり、今回は数学者というか理工系研究者のようなインテリジェンスを私は感じました。計算され尽くした故に神・魂の領域にまで踏み込んでいるような、そんな奥行きのある楽曲達です。

いずれにしても言える事は、紛れも無く「Dark Tranquility」の音以外の何者でもない、ということです。知っている人なら、どの曲のどの部分だけ聞いてもこれがDark Tranquilityの曲であることがわかる、また似た曲をやるバンドがいない(私は知らない)、と言ったように、オリジナリティの完成をここにみることが出来るかと思います。

どれも高レベルの素晴らしい曲ばかりですので、どれも好きなんですが、強いて、強いていえば、メロデス系の曲の方が私は好みですので、8・11曲目辺りかな・・・2~5曲目あたりも良いです。

曲目:
1.The New Build
2.Through Smudged Lenses
3.Out of Nothing
4.The Endless Feed
5.Lost To Apathy
6.Mind Matters
7.One Thought
8.Dry Run
9.Am I 1?
10.Senses Tied
11.My Negation

私はこのアルバムの良さを1回聞いただけでは理解できない、メタルファンにあるまじき者ではありますが、こんな素人的な私でも、1回聞いただけで「こいつはすげー!」と判る、ずば抜けた曲があると、ここ数年間のベストになったのに。まあ、全曲キラーチューンレベルですので、更にその上というのも無理難題というのは承知の上ですが、出来ると思うんですよね、彼らなら。実績もあるし。

これまたついでですが、それでも私にとって「聴き込んでやっと良さが判るアルバム」というのは、1回聴いただけですぐ気に入るアルバムよりも、飽きずに長く聴けるんですよね。 これまででは、先日紹介のCOB「Hate Crew・・・」もそうでしたし、更に昔ではQueensrycheの「Empire」、Alcatlazzの「Disturbing the Peace」などなどが私にとってはそうでした。未だに皆大好きです。

Character

Character

  • アーティスト: Dark Tranquillity
  • 出版社/メーカー: Century Media
  • 発売日: 2005/01/25
  • メディア: CD

おまけ:
余談というか愚痴ですが、これ書いてて、保存かけるとhttp内部エラーで、それまで書いたものが吹っ飛んで2回ほど同じことを書き直してます。もう大混雑の時間ですか? いいかげん引っ越したくなってきた・・・


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コメント 2

 いつアルバム評を書かれるか、実は楽しみにしてました。^ ^
 人それぞれの感性があるので、誰もが同じことを感じるということはないと思いますが、非常に興味深く拝見しました。1回聴いただけでわからない人のほうが大半ではないでしょうか。決して「メタルファンにあるまじき者」ではないですよ。私は1,2曲目でノックアウトされて一発で気に入った口ですが、アルバム全体を把握するまでは、やはり聞き込まなければなりませんでした。
 strombladさんの「メロデスの一つの完成形」というコメントには、まったくもって賛成です。キラーチューンがないのも、確かにそうですね。アルバムの性質的には「THE MIND'S I」に似た雰囲気があるのも同感です。
 しかし、周りにメタル愛好者がいないので、同じアルバムを聴いている人がいるだけで嬉しいんですよね。nice入れちゃいました。これからもアルバム評を楽しみにしてます。

 So-netには殺意を覚える瞬間が何度もありますが、予防の為、「保存」ボタンをクリックする前に、必ず書いた文章をコピーするようにしています。
by (2005-05-20 21:38) 

stromblad

コメント及び初niceまでいただいちゃって、本当にありがとうございます。

 前作「Damage Done」の時から既にそうでしたが、dtにこれだけのアルバム作られちゃうと、それまで「同列」「同系統」に分類されていた他のバンド(In Flames,COB等等)はきついですね。 まあ他のバンドの評価なんて気にはしないでしょうが、それらのバンドの、dtを上回る「進化」を期待したいです。もちろんDark Tranquillityにも立ち止まらずに進化して欲しいです。出来ればファランさんもおっしゃっていたように、アメリカのマーケットを気にしたものになり過ぎないようになることを私も望みます。
by stromblad (2005-05-22 10:58) 

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