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Penetrations From The Lost World ~ DIMENSION ZERO [ ∟Melodic Death Metal]

仕事がはかどらなくてつまらないのでまたサボって書きました。だから進まないんだって。早く帰って寝ろよって。 ・・・ハア・・・

私はハンドルとしてstrombladを名乗っておりますが、このバンドを取り上げずしてこのハンドルを名乗ることなど出来ません。 IN FLAMESのギタリスト、Jesper Strömblad と Glenn Ljungströmの二人が中心になったサイドプロジェクト「Dimension Zero」の、デビュー作となるミニアルバムです。


北欧エクストリーム系の名プロデューサ、Fredrik Nordströmのプロデュースによる作品です。

本家 IN FLAMESの方が、4th辺りから普遍的なヘビーメタル+デスボイスといったスタイルになり、近作にいたってはヘヴィロック化している状況ですが、このDimension Zeroの方は、In Flames がメロデスとしての進化の過程で選択肢として取ってこなかった(捨ててきたともいえる)スタイルを聴くことが出来ます。すなわち、美しい叙情系のメロディはそのままに、デスメタルとしての特徴、スピードとか残虐性ともいえるアグレシビリティ、ブルータリティといったものをより色濃く打ち出しているバンドだと思います。

本作は一聴して上記のような、IN FLAMESとの違いを明らかに感じ取ることが出来ます。1曲目「Through the Virgin Sky」の出だしからして違います。デスボイスによる「叫び」で曲は幕を開け、ブラストビートとヘヴィでメタリックなリフによるイントロ→主題と続き、初っ端から禍々しさが全開です。しかしサビや要所要所では、非常にメロディアスなフレーズがこれでもかと出てきます。まさに「メロ」と「デス」がどちらも損なわれていないのです。

またこの曲では、ツインリードによるギターソロがかなりのウェートを持ってプレイされます。これがまた美しい。本家でもこんなに流麗で、しかも主張がはっきりしたギターソロはちょっと聴いた覚えがありません。 同様のギターソロは、3曲目「Forgotten...」でも聴かれます。

2曲目・3曲目も荒々しいけれど美しいといった、これぞメロデス!! な曲です。また5曲目のボーナストラックはメロディが一歩下がる代わりに禍々しさが更に増したこれぞデス!! な1曲です。 GlennはIN FLAMESをこの後脱退しますが、きっとこういうデスをやりたかったんでしょうね。

変り種なのが、4曲目「Everlasting Nevernes」です。全編ギターだけのインストルメンタルで、アコースティックギターのアルペジオをバックに、アコギの主旋律と中間にエレキのギターソロ、という曲の構成ですが、他の4曲に倍して叙情的で、透明感のある美しいメロディが最初から最後まで途切れずに続く曲です。 いや、この曲はマジに泣けます。少なくとも目はウルウルしてしまいます。その位心の琴線に触れる哀しくて綺麗なメロディです。 (以前にも少し話を出しましたが、結婚式のBGMで私はこの曲を使いました。そういう意味でも思い入れがあります。) たった5曲のミニアルバムながら、こういう曲も入れて変化をつけるあたりも、にくい演出です。

という訳で、IN FLAMESよりも攻撃的で速くて、その上IN FLAMESと同等以上のメロディアスさ。双方のレベルが高い極上のメロデスといえます。 

曲目:
01. Through the Virgin Sky
02. Dead Silent Shriek
03. Forgotten...But not Forgiven
04. Everlasting Nevernes
05. Troops Of Doom (Bonus Track)

http://www.dimensionzero.org/

本作に強いてイチャモン付けるとしたら、やっぱそこはかとなくマイナーメタルの香りがすること、くらいかな・・・ ボーナストラックいっぱい付いた再発版はその辺どうなんでしょう。・・・音質の問題じゃなさそうだから変わんないか。

PENETRATIONS FROM THE LOST WORLD

PENETRATIONS FROM THE LOST WORLD

  • アーティスト: ディメンション・ゼロ
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: CD
でも出来ればIN FLAMESでこういう曲やってほしいなあ・・・ボーカルはIN FLAMESのAnders Fridénの声が一番好きなんだな、私は。 えー、告白しますと、そうは言ってもDimension Zeroのこのアルバム、買ってすぐは「イマイチ・・・」と思ってCDラックに入れっ放しにしてました。最近再び聴いて「結構いいじゃん」となってここに取り上げた次第です。 そんな訳で、Dimension Zeroがその後2枚フルレンスアルバムを出していること、Glennは辞めちゃってる事など、最近知りました。 ・・・まだまだ胸を張ってこのハンドルを名乗ることは出来ないようです。今しばらくは、ちぢこまって名乗ることにします。   <<余談>>  ・Arch Enemy 新作GET! 8/6着とか言っておいて1週間も早く届いた。適当だなあ・・・でも早く着いたのだからOK。 また聴き込んでから取り上げたいと思います。 ・おかあかさんからの企画のお誘い、レコ展はこの週末に選定したいと思いますので、エントリーは来週かな・・・ でも10枚って私にとっては多いかも。 圧倒的にHM/HRのアルバムが多いので、「アート」という面ではあまり良いのが無い(思い付かない)です。 ”やばい”のはちょこちょことあるんですけどねえ。 エロいのとかグロいのとか、問題あるの(発禁モノ)とか・・・
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コメント 4

oka-ka-i-love-rock

こんばんわ。いつもながら「聴いちゃったぁ」と思わせる様な解説。
素晴らしいです。
欲を言えば、(本当はしない方が良いのでしょうが)ハンドルネームの読み方を是非「カタカナ」で教えて頂きたいです。(発音が.... ^^;)

ところでレコ・ジャケ展示会ですが、こちらならではな「一品」をご紹介下さればいいのですよ。
>問題のあるものとか....
分かります(^^;) HM/HR系にはありますよね。
後、枚数も決まってませんので、何枚でも結構ですよ。
strombladさんの「レコ展」ですから、ご自身のオリジナリティを存分に発揮なさって下さい。
後、お知り合いの方々にもどしどしお勧め下さいね。
by oka-ka-i-love-rock (2005-07-29 21:34) 

おはようございます。
確かにIN FLAMESは進化の過程で、「デス」を置き忘れてきた気がしないでもないですね。唯一の「デス」の名残はアンダース・フリーデンのヴォーカルだけの様な気もしますし。しかし「メロ」と「デス」の両立・・・とても魅力的な感じですね。
by (2005-07-30 08:40) 

stromblad

>おかあかさん
おはようございます。いつもお褒めいただき誠に恐縮であります。
「stromblad」は私はそのまんま「ストロムブラード」と読むものだと思っておりますが、「o」は本当は「ö」ですので、ネイティブな発音は実のところ知らないのです(泣) ドイツ語では確か「オ」と「エ」の中間みたいな発音する文字だと思いましたが、スウェーデン語では???

レコ展の方は今朝ラックを漁って見ましたが、やっぱイマイチ・・・でも私のオリジナリティは出せそうです。今しばらくお待ちを。(今日もこれから仕事なので・・・)
 niceまでいただいちゃって、本当いつもありがとうございます。 
by stromblad (2005-07-30 08:51) 

stromblad

>ファランさん
おはようございます。いつもコメントありがとうございます。
>>確かにIN FLAMESは進化の過程で、「デス」を置き忘れてきた気がしないでもないですね。
全くです! ここ2作くらいの曲調は、メロもデスも薄れて違う方向に行こうとしているようで、好きなバンドなだけに、不満といえば不満です。最近絶好調のマイケル・アモットを見習って欲しいですね。 Arch Enemyの新作もかなり両立できているアルバムだなとちょっと聞いた限りでは思いました。
by stromblad (2005-07-30 08:56) 

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