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Evershade ~ YEARNING [ ∟Finnish Metal/Rock]

すみません、多分知っている人そう多くはいないであろうマイナーなバンドですけど・・・

またまたFINLANDから、男性2人からなるゴシックメタルユニット、”YEARNING”の一昨年のアルバム「EVERSHADE」です。

 中心人物である Juhani Palomaki という人が、Vocal・Guitar・Keyboard・Bassを担当し、  Kris Tonicという方がDrumsを担当しているようです。 

冒頭でゴシックメタルと言いましたが、私は最近何をもってゴシックと言って良いのか正直分からなくなってます。暗鬱な様式美系のメロディで埋め尽くされた音楽が特徴です。

もう少し感じたところを述べますと、この方達のメロディは「泣き」まくりです。「泣き」というとマイケル・シェンカーやゲイリー・ムーアらのギタープレイにおいてよく使われる言葉ですが、YEARNINGのそれはプレイではなく「メロディ」、曲そのものが泣いているのです。これは多分、誰が演奏しても泣いているように聴こえるでしょう。

SENTENCEDのような己が死に向かう絶望・悲しみではなく、愛する家族とか友人を失ったかのような深い喪失感による悲しみ、という感じです。メロウな、甘美なものはなく、やはり暗い闇に包まれた悲しみ、というメロディです。

そんな泣きのメロディが全曲全編に散りばめられています。フィンランドのバンドって、揃いも揃って、本当にどうしてこうもツボをつく美しく悲しいメロディを作ることが出来るのでしょうか。

またもう一つの特徴として、ブラストビートに近いツーバス連打によるドラムがそんなメロディを支えています。これが不思議な感覚でして、タムやスネア等の手数は取り立てて多くない、普通のドラムなんですが、何故かバスドラだけ激速。一方でメロディに引きずるような重さがあるので、曲調としてさほど疾走感があるという感じではなく、かといって遅くもなく、妙なバランスが取れているんです。 ちょっと他のバンドでは聴かれない不思議な感じです。

ボーカルの声質にちょっと癖があって好き嫌いがわかれそう。また、全体的に似た曲調のものばかりですので、若干(聴く側が)だれる感もありますが、以下の3曲はじめ佳曲揃いともいえます。

私のお気に入りは1~2曲目および5曲目です。

1曲目「Nocturne」、のっけから即効で泣きまくりです。この1曲でYEARNIGワールドに引きずり込まれます。ショパンのそれを初めとして、「ノクターン」と題された曲に外れはありません。2曲目の繋がりのアコギのアルペジオなど本当に目頭が熱くなります。 そして2曲目「Statues Amidst A Frozen Sand Of Time」でその悲しみは激しさを伴う痛みへと変わるのです。

メロディとしても曲としても最高なのは5曲目のタイトル曲「EVERSHADE」。この曲のハモリのツインリード(といっても一人が重ねているんですが)によるメロディは、これ以上のものを思い浮かべるのがちょっと困難というほど、「泣き」が印象的なメロディです。ふとブルーになったとき、最近は特に意識しなくても、頭の中にこの曲のメロディが自然と流れ、より感傷的になる傾向にあるパパメタラーです。 



曲目:
1. Nocturne
2. Statues Amidst A Frozen Sand Of Time
3. Conditio Humana
4. Aureole
5. Evershade
6. Deathbearer
7. Contemplation
8. A Day When The World Started To Weep

(オフィシャルは古いものしかありません。製作中?)

Evershade

Evershade

  • アーティスト: Yearning
  • 出版社/メーカー: Holy
  • メディア: CD

このアルバムの存在を知ってから入手までに1年くらかかりました。当初はAmzaonでもHMVでも在庫切れのままでしたし、田舎のショップになどあるわけが無い。私はもちろん都内の専門店でようやく見つけました。上記ネットでも最近は取り寄せで入手可能のようですが、高いなあ・・・ こういう良質なメタルを邦盤で出して欲しいですね。

もっともSENTENCEDの来日を実現できない(させる気が無い)会社とか、CCCDやめたと思ったらセキュアCDとかより分かりづらそうなのを導入しようとしている会社とかには始めから期待など出来ませんが・・・


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コメント 4

masa63

うーむ、これはコメントしずらい・・・
でも、「泣きのゴシックメタル」と云われると聴きたくなるのが人情ですよね。
by masa63 (2005-08-19 00:23) 

愛染かつら

聴きたいッ!ものすごーく興味をそそられます!
フィンの音って本当にツボなんですよねぇ~。
あの哀愁漂う泣きのメロディーに捕われてしまったらクセになってしまいますよね。
どこかで試聴出来ないかなぁ~。

今月号のBURRN!の1番最後のエディターのページに「SENTENCEDの来日がちょっと見えてきた」とありましたが、今でも来日のニュースがないということはやっぱりムリなんですねぇ。
本当に残念極まりないです。(T_T)
日本ってホントーにダメダメだぁ。
by 愛染かつら (2005-08-19 02:53) 

stromblad

>tanamasa63さん
おはようございます。コメントしづらい記事にコメントありがとうございます。「泣き」は間違いありませんが、ゴシックメタルかどうか正直よくわからない音です。デスでもメロディックハードでもパワーメタルとも違うし・・・うーん。
by stromblad (2005-08-19 15:28) 

stromblad

>愛染かつらさん
おはようございます。nice&コメントありがとうございます。試聴サイトは私も探しましたが発見できず、申し訳ないことです。

SENTENCEDは、BURRN!では確かにまだ来日の可能性があるように書かれていましたね。本人達も望んでいるというコメントもありましたが、ラストライブがもう10/1に決まって、現時点で何も来日についての情報が出てこない辺り、可能性は0%に近いものがありそうで、おっしゃる通り本当に残念です・・・(泣)
by stromblad (2005-08-19 15:28) 

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