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Third Age Of The Sun ~ BATTLELORE [ ∟Finnish Metal/Rock]

今日はフィンランド産をもう一発、先日衝動買いしたときの1枚、BATTLELOREの新作「Third Age Of The Sun」を紹介します。すみません、またマイナーなバンドで。

  

 今日のはお薦めというより「ネタ」的なレビューでございます。

まずバンドのメンバー。ツインボーカルの7名編成という大所帯。大所帯自体は最近ならSLIPKNOT(聴いたことないです・・・)とかKORPIKLAANI とか珍しくなくなってますが、何故か共通するのは「コスプレ」してること。BATLELOREもしっかりコスプレしてまして全員中世ファンタジー世界の住人と化しています。

若干2名ほど原型のわからない人がいますが、右下隅、黒魔導師の人はアップだとまだ判ります。左上隅、ゴーレム?の人は本当に原型わかりません。

Slipknotと違って笑えるのがいいです。あと、ツインボーカルの一人、中央左側のエルフに扮するKaisa姉さんは綺麗だと思います。

 

ツインボーカルと言うスタイルは私あまり馴染みがないのですが、こちらは聴けばすぐに納得。相方のもう一人のボーカルは男性(集合写真右上隅)で、しかもデスボイスです。女性の方はNightwishのTarja姐さんよろしくハイトーンのクリアな声です。つまり天使の歌声と悪魔の雄叫び、このコントラストがこのバンドの「音」の一番の特徴になります。 これをいいと思うかどうかは人それぞれになるかと思いますが、スタイルとして、個性として面白いとは思います。

楽曲の方ですが、歌詞はコスプレ通りまんま指輪物語の世界を歌うものばかりらしいです。こういうのはRHAPSODYとかBLIND GURDIANという先駆者がいますが、以外にも彼らほどシンフォニックキラキラしてはいないんです。Nightwishの音からオーケストラを引いて、もっとメタリックにHeavyにして、男性Vocalをデスにして女声との比重を半々にした風、といったところでしょうか。

音を聴くと、実際にシンセの音が案外目立たず、それなのに音の密度とでもいいましょうか、詰め込まれた音の分厚さに、これは確かにこれ以上シンセもオーケストラもいらないわ、と思ってしまいます。 メロディはFinnsh特有の暗さ・鬱加減は少なめですが、綺麗です。ジャーマンっぽいところもありますね。

曲の方なんですが、序章のインスト「Usvainen Rhûn」から2曲目「Storm of the Blades」(題名格好いい!)への曲の流れは、おっこれは、と引き込まれるだけのものはありますし、3曲目「Ghân of the Woods」のデスボイスと女声ボーカルのコーラスなどは新鮮でかつ感動的でもあります。 10曲目「Of Orcs and Elves」の激重なプレイはメロデスとため張りますし、11曲目「Touch of Green and Gold」の主題のフレーズはヒロイックな格好良さ。ボーナストラックの「Elessar's Call 」「Dwimmerlaik 」が正統派パワーメタルな格好よさ・ヘヴィネスとデスボイスのアグレッシビリティ、女声ボーカルによるファンタジックでメランコリックなところがうまくまとめられた佳曲だと思いました。

曲目:
1. Usvainen Rhûn
2. Storm of the Blades
3. Ghân of the Woods
4. Gwaith-i-Mírdain
5. Trollshaws
6. Elves of Lúva
7. Valier - Queens of the Valar
8. Thousand Caves
9. Cloaked In Her Unlight
10. Of Orcs and Elves
11. Touch of Green and Gold
12. Pallando - Forgotten Wizards I
13. Gollum's Cry

Digipack bonus tracks

14. Elessar's Call
13. Alatar - Forgotten Wizards II
16. Dwimmerlaik

http://www.battlelore.net/ (何曲か試聴できます)

http://www.battlelore.net/download/battlelore-StormoftheBlades.wmv (1~2曲目のPVが見れます)

Third Age of the Sun

Third Age of the Sun

  • アーティスト: Battlelore
  • 出版社/メーカー: Napalm
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: CD

かなりレベルの高いバンド・アルバムですが、ちょっとだけ難癖つけさせていただくと、コード進行が単調なものが多く、1曲の中でのメロディの変化が感じ取りにくいので、結果として印象に残らずに曲が過ぎてしまいます。 特に本来ならギターソロ・キーボードソロが来る中間部分が単純なリフだけで過ぎていくのは痛い!!  泣きのギターとか入ればイチコロなのに。曲作りもっと頑張れー!と応援したいです。

とは言え、アルバムとしてイマイチとか、買って損したなんて気にはならないのは、それ以外の部分が(メタラーとしては)非常に美味しいからに他なりません。まだ本作は出て1ヶ月弱しか経っていませんが、来年とか次の作品が出たら、私は(期待を込めて)きっと買うでしょう。


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コメント 4

guri

知ってます、このバンド!!曲は聴いたことないんですけどね。フィンランドでたくさん買い込んだ音楽雑誌に載ってましたよ、インタビュー…じゃなくて広告が(笑)やはりフィンランドのバンドやったのか。

雑誌に載っているのを見て一瞬「うぇっ」と引いてしまった私(でも女性=Kaisaさん?の耳の形がおかしい!とまじまじ見てしまったことは否定しません・笑)ですが、strombladさんのレビュー読んでたら、ちょっと面白そうかも~なんて思ってしまいました。

Nightwishの音からオーケストラを引いて、もっとメタリックにHeavyにして、男性Vocalをデスにして女声との比重を半々にした風ですが…想像できません(汗)
by guri (2005-09-23 23:51) 

こんばんは。
コスプレっぷりが、GWARを思い起こさせました。
http://www.gwarjapan.net/
それにしても、こうしたバンドを発見する情報源は何ですか?店頭のコメントでしょうか。
by (2005-09-24 01:48) 

stromblad

>guriさん
こんにちは。フィンランドの音楽雑誌に広告がたくさん載っていたですか!?本国でも鋭意宣伝販促中と言うところなんでしょうかね。まあ音楽性としては(もろメタルですから)いくらフィンランドでも聴く人は限られる気がしますが・・・でもそういう生の情報聴けるととても嬉しいです。
Kaisaさんの耳がとんがっているのは、多分エルフのコスプレの一部と思われます。 また来てくださってありがとう!!
by stromblad (2005-09-24 12:13) 

stromblad

>ファランさん
GWARは名前を聴いたことがある程度なのですが、↑のサイト見に行ってみましたら・・・こりゃ凄いですわ。コスプレというより気ぐるみ級ですね、全員原型わからんです。 探せばこういうコスプレメタルバンドは結構いそうですね。

私はご存知の通り雑誌をあまり読まない代わりに、専らネットで情報収集です。日本語のメタルのレビューサイトからオフィに飛んでみたりまたそこから別リンクに行って見たりしてます。
by stromblad (2005-09-24 12:24) 

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